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今度は引き起こしが低すぎた [pilot]

今回の訓練は、約一週間前の事。(仕事が忙しかったり、風邪引いたりで、書くの遅れました)

気になる着陸の事から書きましょう。出発前、前回の着陸の失敗の事は、この日の教官に相談。ナビ訓練完了後の着陸は、風が弱かったので、反対側に回り込む分だけちょっと遠回りになるのだけども飛行場にリクエストして、例の苦手な向きの滑走路を使っての着陸となった。結果、今度は低い高度まで待ちすぎて、教官が「遅い」と一言入れつつぐい〜っと引き起こし。なんだか一気に腕前が下がった気分です。ん〜... 「あんまり気にすると、どんどん(着陸が)変になるから考えない方がいいですよ」とは教官のお言葉なので、冬の訓練でできるだけ北向きを使って練習を重ねる事にして自分を納得させた。ジタバタしても仕方ない。

さて気を取り直して、この日の訓練は天候がいまいちだったのでソロはやらずにナビとなりました。視程は少し低い部分があるものの充分VFRができる天候。雲も4000ft以上で、この日の飛行高度を満たす事ができた。この日は管制圏通過が訓練に入っているので2000ftを予定高度として設定。

かくして離陸。最初の区間でいきなり管制圏通過を行いました。管制塔との通信も英語でバッチリ決まり、コースのズレもあまりなく、ずれた分もすぐに修正修正を繰り返して自分としては満足。おまけに普段は使わないような大きな滑走路の上を横切る事ができ、景色としてもなかなかすばらしいコースでした。あまりにも滑走路が大きいので、自分は浮いてるんだという感じがしました。普段はあまり、そう思わないのですが。

第二区間は、どうにも地形の判別に戸惑ってしまって、チェックポイントを通り過ぎてしまった。仕方ないので、そのまま目的地へ。ポイントは、川にかかる橋が目印だったのだけど、似たような橋がいくつも川を横切っていて、肝心な橋を見落としてしまいました。そのまま第二区間の終点目指すものの、現在位置がわからなくなる。「その街はどこですか?」 と教官。地図を見ても、一体どこの街だかよくわからない。ようやく特徴的な川の蛇行を見つけて位置を特定。そうすると... と前方を見るとさらに特徴的な地形の街を見つけて、目的地発見。線路の形から駅を見つけて上空で変針。第三区間へ順調に移行。後から考えてみれば大体の経過時間で、区間のどの辺にいるのか推測する事もできただろう。訓練の趣旨にあわないので、あえて頼らなかったのだけど、一人のときなどに本当に迷ってしまったら、VOR/DME (電波の灯台です) からの角度と距離を出しても、よかったと思う。

第三区間では、チェックポイント手前で目的地飛行場の天候チェックを無線でやらされる。なるほど、目的地の天候急変の可能性も考慮すると、こういう事も、できる機転が必要なんですね。いずれ自然とできるように、なるかな? なるような気もします。そうやって、出来ない事が出来るようになってきた..

さて、最後のチェックポイントを順調に通過すると、突然緊急操作手順の確認が始まった。低電圧ランプの点灯について聞かれ、操作を説明したら「じゃあ、実際にやってみてください」との事。本当によいか確認してから、実際に電源スイッチオフを含む一連の操作。(電源は落としてもエンジンは回ります) 終わったら今度は、エンジン停止の模擬操作。パワーをアイドルに絞って、再始動と不時着の模擬操作を行いながら、仮の不時着地へ向けて飛行機を降ろして行く。河原への着地を考えたが、思ったよりフラットではなかったので「川に降ろします」と変更してみたら(本当はコロコロと不時着目的地を帰るのは危険なんですけど)、ちょっと笑われてしまいました。がんばれば河原の狭い場所にでも降ろせそうにも見えたので、ちょっと冷静さが足りなかったかもしれません。まぁ、川に降ろせば火災は心配ないと思うんですけどね... (でも残燃料およそ120L程度とはいえ、燃料(航空用ガソリン)が川に流れるのも良くないか...)

さて緊急操作も終わって帰還。「地図に線引っ張って方位と距離、時間を計算して」といわれて現在地を特定、方位を決めて、距離、時間を概算して、その計画どおりにしばらく飛ぶ。すると、なんだか思った所と違う場所を飛んでいる??「あれ??」思えば教官は、もう場所をわかっておられたのでしょうけど「ここ、どこですか?」と聞かれてキョロキョロ。「東にずれて、設定コースと平行に飛んでいる、かな??」あれれ?? と思いながら大幅に針路を変更して、設定コースへ戻って飛行場へ降りた。

降りてから考えてみたら、よく似た道路と線路の橋の2組が、少し離れて二カ所に存在してました。つまり地図の上でのコース設定はあっていたのだけど、肝心な最初の位置、その時の現在位置の特定を間違っていたわけですね。知っている地域だから笑える話ですが、よく考えると怖い話なんです、これ。見知らぬ場所を飛んでいて、場所の特定を間違えると、、、空で本当に迷ってしまうわけです。まぁ、そうならないように、いざとなったら無線でいろいろな支援を受ける事もできますし、電波灯台などの施設を利用する事もできるのですけどね。(それだと、今の訓練の趣旨にあわないので、まぁ、やらないわけですけど。) いやぁ、ナビ、それにしてもなかなか楽しいですね。巧く行ったり、いかなかったり。それでも、進歩も実感できて。

さて次回こそ、条件が整えばエアワークソロの予定。無理でも、フードやタッチアンドゴーの復習など、やるべき事はまだまだたくさんありますからね。日本列島も寒くなって、いろんな意味で飛びやすくなってきました。次回も天候に恵まれますよう。
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Cap totoro

ナビゲーションですね♪地文航法が一番難しいと思います。

一度飛ぶコースをgoogl-mapでイメージされてみては??

計器飛行になると無線標識の方位、距離で簡単なのですが・・・。

私も実は路線教官から実機教官になりました。

数ヶ月後にはRORS(下地島)で新人の副操縦士昇格のコースを持つ予定です。

今度乗せてくださいね(笑)(まだ言うか?)
by Cap totoro (2008-11-16 13:22) 

KZT

トトロ教官! お次は下地島ですか! それはなんだかすごいですね。海は青く、嵐も桁違いで...そりゃもう半端じゃなくて、でもきっと空はとても澄んでいるのでしょうね。飛行機好きとしては、下地島は羽田に継ぐ聖地といいますか、憧れてもそう簡単にはいけないといいますか。すばらしいですね。副操縦士昇格コースといいますと、やはりお若い方ばかりなんでしょうね。私も「操縦しよう!」と具体的に思いたったのが相当遅かった事が、ちょっと残念だったなと思う事はあります。あと10年前に気付いていたら、険しい道でしょうけど、ラインに挑戦したかもなと、すでに40の私は思うわけです。まぁ、アマチュアの幸福というのもありがたいものですが...
そうそう、私のベースであります、あの小さな飛行場のあたりの上空を、最近ラインの飛行機が低く飛ぶようになりました。例の管制空域に関するアレと関係あるのでしょうね。今朝方も青く澄んだ空を西北西に向う、青い飛行機と赤い飛行機が列を作るように二機連続で飛んでいるのを見かけました。音も前よりもよく聞こえて、それはそれは清々しい空でした。それにしてもうらやましいです〜下地島。(そうそう、年末の帰省、往路はあちこち寄り道の都合で陸路なのですが、復路は青い飛行機です。田舎なので乗り継ぎで二機種乗れてお得です。ターボプロップと777(はプレミアムクラス取れました)です)

by KZT (2008-11-17 22:42) 

Cap totoro

おはようございます。

今、プライベートで羽田にいます。これから大阪に所用で行くのですがこの時間の飛行機はビジネスマンの方々で混んでいますね!

さて、聖地の下地島には来年の3月になりそうです。その前のシミュレターが来年早々から開始です。

訓練生の方々は戦々恐々の日々になるのでしょうけど(笑)

お郷はどちらですか?関東から陸路で帰りは2機種搭乗・・・。

ん~~~~、四国あたり?また教えてください♪

私のblog、3つ目作りました。また御覧なってくださいませ。
(リンクにありまする)

では~。  ととろ@HNDのGATE62
by Cap totoro (2008-11-18 09:45) 

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